お相手の方がアメリカ人 との国際結婚

アメリカ人の結婚できる要件
1. 男性21歳、女性18歳以上であること
ただし、州法により両親の同意があれば、男性18歳以上、女性16歳以上で結婚が可能となります。
2.米軍人の場合、日本との条約により基地の指示によって手続きを進めます。
アメリカ人婚約者が日本に来られて日本の役場で婚姻届を提出する方法と、日本人の方がアメリカに行って結婚する方法があります。それぞれのご事情に合わせてお選びください。
日本で婚姻手続きを行う場合
アメリカへ婚姻届を提出する必要がない、お手軽さが魅力です。
ただし、来日されたアメリカ人婚約者がそのまま日本でお暮しになる場合、アメリカと違い日本には婚約者ビザがありません。
在米日本大使館や領事館で「結婚するために婚約者(日本人)を訪問する」と明確に告げ「短期滞在査証」を取り付けてください。
法律上の婚姻が成立した後、在留資格変更許可を申請すると、「日本人の配偶者等」が与えられる可能性があります
1. 在日アメリカ大使館・領事館にて婚姻要件宣誓書 (Affidavit of Competency to Marry) を入手して公証してもらいます。
公証費用US$50.- とパスポートを持参してください。
- 米軍人の方は婚姻要件宣誓書を米軍法務局から入手する必要があります。
- 未成年の方は、ご両親または後見人の公証された同意書が必要です。
日本人の住民登録をされている市町村役場に婚姻届を提出します。
基本的な提出書類は以下の通りですが、役所により異なる場合がありますので、事前に確認してください。
日本人の方の必要書類
- 戸籍謄本
本籍地の役場に提出する場合は不要です。
- 印鑑
アメリカ人婚約者の必要書類
- 婚姻要件宣誓書
日本語の翻訳文が必要となります。
- 出生証明書
ワシントン国務省で入手します。
- パスポート
- 外国人登録されている場合外国人登録証(在留カード)
3.婚姻届を提出した役場から婚姻受理証明書を取得します。
4.アメリカ本国にて結婚した証明書が必要な場合、婚姻受理証明書を英訳して在日アメリカ大使館・領事館で公証してもらい、婚姻証明書とします。
アメリカで婚姻手続きを行う場合
基本的な流れを説明しますが、アメリカの州によって婚姻の規定が異なりますので、必ず婚姻の管轄する州にご確認してください。
また、査証免除でアメリカに入国して結婚すると移民法に抵触する場合もあり得ますので、必ず婚約者査証(フィアンセビザ (K-1Visa))を取得してください。
1.居住地を管轄する役所にて結婚許可 (Marriage License) を取得します。申請には、パスポートや戸籍謄本などの書類や血液検査などが必要になり、待機期間が課せられる州もありますので、事前に確認してください。
2.結婚式を行って、結婚宣誓をします。教会の神父や牧師、裁判所の裁判官、または資格のある司式者のもとで結婚式を行い、結婚宣誓をします。Marriage Licenseに司式者の署名をお忘れなく!
3.期限内に、署名入りのMarriage Licenseを発行した役所へ提出して婚姻登録の手続きを行います。このコピー (Certificate Copy) が婚姻証明書となります。この手続きも州によって異なりますので、事前に確認してください。
4. 在米日本領事館、または日本の役所に婚姻届を提出します。
Marriage Licenseに記載された婚姻日から3カ月以内に提出しなければなりません。
アメリカ人との結婚での必要書類は以下の通りです。
- マリッジライセンスのサーティフィケートコピー→Certificate Copy of Marriage License原文と日本語の翻訳文が必要となります。
- アメリカ人婚約者の出生証明書→日本語の翻訳文が必要となります。
- アメリカ人婚約者の国籍を証明する書面→パスポートなどですが、日本語の翻訳文が必要となります。
- 日本人の方の戸籍謄本→本籍地の役場に提出する場合は不要です。
以上いずれかの手続きが完了すると、お二人の法律上の婚姻関係が認められます。